著書紹介

2008/05/20

salon tamaken①/経営分析の手法

 お陰様で、『<一瞬でつかむ>経営分析すらすらシート』(中経出版から08年5月改訂版B_2)は,13万部を超えるロングセラーとなりました。なお中経出版は平成25年10月1日に(株)KADOKAWAと合併。

 前回、新会計制度対応版を上梓した後も、会社法の制定や新しい財務指標(従来は経営指標)の公表などがありました。

 今回、それに合わせて再び改訂を行い、「キャッシュフロー分析」と「企業評価の簡単な手法」を加えました。また、巻末に「キーワードの索引」をつけ、決算書の事例(小売業と製造業)も新しく入れ代えました。

 これから順次、読者から寄せられたご質問や、演習問題の解答と計算方法について解説していきたいと考えています。
 また折々に、計数リテラシーに関する随想や助言を投稿する予定です。ご期待ください。

著書の内容:

[本書の分析体系一覧表]

第1章 収益力を見る7枚のシート
第2章 活動力を見る6枚のシート
第3章 支払能力を見る5枚のシート
第4章 安全性を見る7枚のシート
第5章 生産性を見る11枚のシート

第6章 経営の総合力を見る5枚のシート
第7章 販売を伸ばす9枚のシート
第8章 コストを下げる7枚のシート
第9章 資金繰りを楽にする7枚のシート
第10章 体質強化に分析を応用する6枚のシート

第11章 経営計画に分析を生かす11枚のシート

第12章 キャッシュフローを改善する10枚のシート
第13章 株価で企業価値を評価する9枚のシート
第14章 適切な税金コストを算出する2枚のシート

・書込み用決算書シート:
 ① 集約損益計算書
 ② 販売費および一般管理費明細書
 ③ 製造原価報告書
 ④ 集約貸借対照表

・[解説事項索引]
・折込み式・決算書事例:小売業および製造業

(この決算数値による各経営比率の計算結果は、《カテゴリー:経営分析の計算例》をご覧下さい)

以 上

2008/11/08

salon tamaken②/決算書(P/L)の見方

『損益計算書の見方が面白いほどわかる本』
(会社法対応版):06年10月刊行、中経出版。

 
損益計算書(P/L)の骨組みは、「収益ー費用=利益」
で表される稼ぎと儲けの単純なプロセスです。
しかも、売上高と5つの利益の数字を見れば、
会社の強みと弱みがひと目でわかります。
 
 会社は成長力があるのか、不採算部門はどこか、
無駄なコストはどれかなど、大事な数字を早くつかみ、
より高い付加価値の経営に変えていかなければなりません。

業績を正しく知り、改善・改革の手掛かりをつかむのが、
この決算書なのです。


 本書は、初版から累計57,000部版を重ねた
ビジネスの基本書です。                

Photo
・本書の内容

[見返し部・前]
三つの決算書で会社の全体像を見る/決算書を生かして会社を変える


[見返し部・後]
これは知っておきたい!決算分析のための経営比率

[折込みシート
](表)モデル損益計算書<会社法対応>
(裏)
バランスシートのしくみ/キャッシュフロー計算書のしくみ
 


第1章 損益計算書から何がわかるか

・収益は稼ぎ、利益は儲けのこと・・・
・損益計算書を読むポイントはここ・・・
会社法解説①[会社法で決算書はどう変わったか]  

第2章 稼ぎとコストの中身をつかむ

・売上高と総利益で成長力を見る・・・
・損益分岐点で収益構造をつかむ・・・
会社法解説②[剰余金の分配が自由化された]  

第3章 会社の儲けの源泉を知る

・利益を生み出す原動力をつかむ・・・
・部門別採算性は限界利益を見る・・・
会社法解説③[株主資本等変動計算書とはどんなものか]  

第4章 儲かるしくみに変える

・付加価値拡大が社会貢献の第一歩・・・
・損益分岐点公式で損益計画をチェックする・・・
 

第5章 作成ルールを理解する

・損益計算書の作成原則を知る・・・
・キャッシュフローを戦略的投資に生かす・・・


ワンポイント解説①[決算公告制度]
ワンポイント解説②[決算短信]
ワンポイント解説③[ディスカウント・キャッシュフロー]

salon tamaken③/決算書(B/S)の見方

『バランスシートの見方が面白いほどわかる本』
(会社法対応版):06年9月刊行、中経出版。

 
バランスシート(B/S)は、資本の運用(左側:資産の部)
と調達(右側:負債および純資産の部)を表す一覧表です。
  資金を有効に使って利益を稼ぐのが企業経営ですから、
資金→資産→収益の流れを正しくつかみ、経営体質の強化
に取り組むことが大切です。
 
  会社法で、資本金規制や配当制限が廃止されました。
資本金の大きさよりバランスシートの中身をよく吟味して、
会社の業績や信用力を考える時代がきたのです。

  会社の資金力と経営基盤(資本構成)は安泰か、
ムダな資産はないか、負債は多過ぎないかなど、
早急に財務内容を見直し改善策を検討しましょう。


  本書は、初版から累計55,000部版を重ねた
ビジネスの基本書です。 
Photo_2 



・本書の内容


[見返し部・前]
会社法施行!バランスシートを生かして体質強化にチャレンジ

[見返し部・後]
会社法で利益の分配方法が変わった <会社法対応>損益計算書(P/L)の仕組み

[折込みシート]
 
(表)モデル貸借対照表(B/
S)<会社法対応>
 
(裏)
会社法・会社計算規則の要点
  ・評価・換算差額等は株主資本の予備軍
  ・自己資本と株主資本の関係

 

 第1章 バランスシートから何がわかるか
・決算書にはどんな種類があるか・・・
・バランスシートにも落とし穴がある・・・ 

 第2章 資本はどこから集めどう使うか
・稼ぐ資産とムダな資産をつかむ・・・
・資本の運用と調達バランスを見る・・・ 

 第3章 会社の活動力と資金力をつかもう
・設備投資のコストと効率を見る・・・
・借金はいくらできるか・・・ 

 第4章 経営体質の強化に活用しよう
・資本構成の健全な会社にする・・・
・成長性と社会性を高める・・・ 

 第5章 バランスシートの作成ルールを理解しよう
・法規と会計方針をつかむ・・・
・時価会計で会社の実力を評価する・・・
 

ワンポイント解説①オフバランス 
ワンポイント解説②税効果会計 
ワンポイント解説③退職給付会計 
ワンポイント解説④減損会計

2008/11/09

salon tamaken④/経営計画のつくり方

「明快図解・儲かるための絶対計画」
  03年3月刊行(祥伝社)

・減収でも増益の利益計画を作ろう!
・会社再生と躍進に向け挑戦しよう!
・逆境を跳ね返す収益構造と体質改革の要点はこれだ!
・人件費と付加価値中心の中期経営計画をどう立てるか!

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 ”計画なくして利益なし”。今こそ、利益獲得の知恵を絞らなければ、会社は敗退します。戦略の軌道修正による中期経営計画と短期利益計画の再検討が急務です。

 それには、分析で経営実態を正しくつかみ、結果をきびしく検討して、次期計画をしっかり立てることが必要です。

  設定した目標(ビジョン)と実現のシナリオに問題はないか、戦略の軌道修正はどうするか、収益は減っても利益は確保できるのか・・・・。

  会社のポテンシャル(潜在能力)と競争環境を踏まえ、基本となる中期経営計画と単年度の実行計画を策定するのです。

  本書では、創業と企業再生も視野に入れ、小規模から中堅企業のために経営計画の立て方を実務的にやさしく解説しています。


・本書の内容(ポイント)

第1章 利益計画はなぜ必要か
・計画なくして利益なし → 戦略・計画・予算の意味を知ろう
・初めてつくる利益計画 → 創業のための事業
計画づくり
・事業の採算計画を立てる → 損益計画と資金計画をまとめる

・創業計画の簡単な事例 → 事業コンセプトと採算計画をまとめる

第2章 会社再生の利益計画

・利益計画の出発点は目標l利益 → 予想利益と目標利益のギャップを埋める
・変動損益による利益計画の立て方 → 目標利益から売上高と経費を決める
・目標利益から販売計画を立てる → 利益計画を月別、部門別に細分化する
・減収増益の利益計画づくり → 売上低迷による赤字からの脱出
 

第3章 会社躍進の付加価値経営計画

・付加価値拡大の中期計画を立てる → 計画の柱は付加価値と人件費
・商業・サービス業の付加価値計画 → 中期経営計画で利益体質に変える
・製造業・建設業の付加価値計画 → 中期経営計画で会社を伸ばす

・生産性向上にどう取り組むか → ガラス張り経営で参画意識を高める

第4章 月次管理と実行体制

・月別・部門別の利益管理 → 実行計画で確実に目標を達成する
・販売計画を立てる → 販売分析で月次計画を立てる
・仕入計画を立てる → 販売計画から誘導する
・予算管理をどう実行するか → 目標と責任体制で利益計画を達成
・営業費予算と製造予算 → 販売予算から誘導して編成する


第5章 倒産を防ぐ資金計画

・現金資金を管理する → キャッシュ改善で経営破綻を防ぐ
・運転資金の計画を立てる → 資産の回転で運転資金は決まる
投資採算性を検討する → 慎重な計画立案で失敗を避ける

以 上

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